2024年7月28日に行われる超RIZIN3の対戦カード、鈴木博昭 VS YA-MANの試合展開予想を両者の特徴を交えながら書きたいと思います。(この記事には広告を含みます)
鈴木博昭選手の特徴
鈴木選手は元シュートボクシングのチャンピオンでRIZINには2021年から参戦しています。RIZINでは7試合していますが、1RTKO勝利か判定負けしかなく、盛り上がる試合は本人のキャラも含めて大変盛り上がる試合をします。鈴木選手のファイトスタイルは、ブロッキングでしっかり固めながら、スタンドで勝負する、サウスポーの選手です。相手に寝かされても三角絞めなど仕掛けていきますが、立つことに専念し得意のスタンドで勝負した方が良いという格闘技ファンもいます。また前々戦の西谷大成選手との試合では、ブロッキングを多用することなく、腕を下に下ろした状態で戦うなど、相手によって構えを若干変えて戦う選手です。
YA-MAN選手の特徴
YA-MAN選手はRISEの選手でRIZINには2023年から参戦しています。YA-MAN選手のファイトスタイルは、まだ2戦しか経験がありませんので、発展途上だとは思いますが、テイクダウンされても立ち上がり、スタンドで勝負する選手です。初戦の三浦孝太選手との戦いではグラウンドでの膝蹴りを見せるなど、練習していないであろう技も、相手にダメージを与えるためなら繰り出せる選手です。また、試合最後まで諦めない気持ちと体力を持ち合わせています。
試合展開予想
両者が対戦するとどうなるか、どちらもスタンドで勝負したい選手ですので、試合を通して基本的には打撃の展開となるでしょう。YA-MAN選手はプレスが強く、四つ組も強い選手ですので、ガードの上からでも打撃を打ちながら前に詰め、組みになったらロープ際まで押し込み、離れ際に肘を打ち込むでしょう。一方、鈴木選手はブロッキングをしながらリングを回るように動いて、時には相打ち覚悟で打撃を放つと思われます。しかし、お互いに試合が決まるような打撃は打ち込める可能性は低いでしょう、そうなればYA-MAN選手の諦めない気持ちと体力で試合を支配すると思われます。鈴木選手は戦績も示すように、競った試合では落とすことが多い選手です。序盤に強烈な打撃を打ち込めなければ負ける確率が高くなるでしょう。
まとめ
ポイントは序盤に鈴木選手の強打がヒットするかでしょう。そうでなければ、YA-MAN選手が競り勝ちつ可能性が高いと見ています。2人ともキャラが立っていますし、個人的にはYA-MAN選手は名勝負製造機だと思いますので、当日の試合順は前半かもしれませんが、大変盛り上げる試合となるでしょう。