のちに語られる試合について

格闘技

これまで総合格闘技では多くの名勝負が繰り広げられてきました。PRIDE時代では、ミルコ・クロコップ VS アントニオ・ロドリゴ・ノゲイラ、エミリヤーエンコ・ヒョードル VS ミルコ・クロコップ、エミリヤーエンコ・ヒョードル VS アントニオ・ロドリゴ・ノゲイラ、桜庭和志 VS ヴァンダレイ・シウバ、高山 善廣 VS ドン・フライ、キックボクシングにはなりますが山本徳郁 VS 魔裟斗が挙げられます。この記事では、それらの試合を参考にしながら、のちに語られる試合について個人的に考察したいと思います。(この記事には広告を含みます)

ミルコ・クロコップ選手、アントニオ・ロドリゴ・ノゲイラ選手、エミリヤーエンコ・ヒョードル選手の対戦については、ヘビー級ということもあり、世界で一番強いのは誰かという興味から多くの熱が生まれのちに語られる試合になったと思われます。また、体が大きく力が強いため、1発で試合が終わるという緊張感や寝技ですぐ極まってしまう緊張感も相まって多くの熱が生まれました。

桜庭和志 VS ヴァンダレイ・シウバについては、日本のスーパーヒーローと筋骨隆々のケンカスタイルファイターという構図でかなりの熱が生まれました。ともに入場曲もとても人気があり、今でも語り継がれる入場曲となっています。

高山 善廣 VS ドン・フライは、上に示した試合とは毛並みが異なり、トップオブトップの試合でなく試合前は上の試合ほど注目されていませんでしたが、試合が始まってみると体力を考えない意地と意地の張り合いを見せ、のちに語られる試合となりました。

ここまでは体重が重く、見た目的に迫力があることもあって盛り上がった試合でしたが、ここからは軽量級について話してみたいと思います。

軽量級で参考になるのがキックボクシングにはなりますが、山本徳郁 VS 魔裟斗が挙げられます。総合格闘技のカリスマ山本徳郁選手とキックボクシングのカリスマ魔裟斗ということで大きな熱がうまれました。内容的にも1Rに魔裟斗選手がダウンするなど大変盛り上がりました。

ここまでのちに語られる試合について書きましたが、知名度・実力のある格闘家による対戦で多くの人に見られ多くの熱量が生まれることが必要です。また事前に注目度の少ない試合でも後半の体力を度外視した気持ちの表れる試合が、のちに語られる試合となることが多い気がします。これから総合格闘技界では超RIZIN3をはじめ多くのイベントが開催されます。数多くののちに語られる試合が生まれてほしいと思います。

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